味覚は人それぞれ感じ方が違い、おいしさの基準もバラバラです。また、同じ料理でも味つけによって、そして同じタイプに分類されるお酒でも商品によって、お互いの相性は大きく変化します。さらに、日本酒は燗や冷やなど、さまざまな温度帯で楽しむことができます。そして、ここでも相性は大きく変化するのです。 福光屋では、4タイプを代表するお酒と和・洋・中、約250種の料理との相性を官能評価し、独自の相性仮説を導き出しましたので、それらをご紹介していきます。 |
▼テストは以下のような条件で行いました。 ・対象になったお酒と料理の相性を官能評価した。 ・必要に応じて、成分分析等の検証を行なった。 ・温度帯はすべてのタイプの対象酒を酒質にあった温度に冷やしてテストした。 ・料理を分類するには、調理法、素材、調味料など、さまざまな基軸が考えられ るが、ここでは素材と調理法から身近な代表的メニューを選定し、それぞれを、 和風、洋風、中華風に分類し、テストした。 |