株式会社 福光屋（本社・金沢市）は、映画「武士の献立」の12月公開に合わせ、加賀藩政期の地酒の味を再現した「武士の一献」を北陸3県限定で11月28日（木）に出荷開始し、観光市場や地酒愛好家などへ訴求します。

百万石の暮らしに思いを馳せて
加賀藩政期の諸白澄酒
開発経緯
料理で加賀藩に仕えた武士の家族を描く時代劇、映画「武士の献立」の公開（12月7日石川先行・12月14日全国）と、2015年春の北陸新幹線開業を見据え、福光屋は加賀藩政期の食文化を再現しようと研究を重ねてきました。
「武士の一献」は、日本各地の産物の採取や生産の様子を図解した「日本山海名産図会」（1799年刊行）の記述をもとに、当時の製法から生まれる味わいを現代によみがえらせた日本酒です。

商品特徴

◎原料米：当時と同じく加賀平野で栽培された一般米を使用しました。

◎精米歩合：当時主流だった足踏み式精米機の能力の90%に設定。水車式精米機が全国に普及し、清酒の精米歩合が80%程度になったのは1800年代に入ってからのことです。

◎もと造り：当時のもと（酒母）造りにもっとも近い山廃仕込みを採用。天然の乳酸菌によって健全な酵母を育成する手間ひまのかかる手法です。

◎味わい：搾りあがった原酒は現在の約5倍の甘味と約3倍の酸味、豊かな旨味をもつ、ふくよかで濃厚な風味が特徴です。

◎アルコール度数：アルコール度数15～17%の原酒を水で割り、9%以下にする当時の飲み方にもとづきました。

デザイン
徳利を連想させる瓢箪瓶を採用。口封シールと胴ラベルには、墨文字と金の箔押しを使用し、加賀前田家の家紋「剣梅鉢」（加賀梅鉢）をあしらいました。

ターゲット
観光・帰省などの土産市場、地酒愛好家および希少性を求めるユーザー。

商品仕様 （表示価格はすべて参考小売価格・税抜）
商品名／武士の一献

原料米／石川県産米100％
原材料名／米、米麹
精米歩合／90%
製造法／純米
アルコール分／9度
日本酒度／－26
酸度／2.1
飲み方／冷やす○ 常温◎ お燗◎

容量・価格／300mL 1,500円（クリアケース入）
出荷開始日／2013年11月28日（木）
取扱店／北陸3県の酒販店・百貨店・スーパー・観光物産店
　　　　自社直営各店
　　　　（SAKE SHOP福光屋 金沢店・玉川店・東京ミッドタウン店・福光屋 松屋銀座店）
　　　　自社通販（福光屋オンラインショップ）

2015年5月29日で販売を終了いたしました。

加賀藩政期の食文化再現シリーズ ラインアップ
商品名／包丁侍の 煎り酒
加賀前田家11代・治脩（はるなが・1745-1810）の治世に加賀藩料理方の最高地位である御料理頭を務めた舟木安信（やすのぶ）の著書「料理の栞」の記述をもとに、伝統調味料「煎り酒」の味を再現。お米と鰹の豊かな旨味と梅のほどよい酸味が素材の味を引き立てます。白身魚の刺身や鍋料理、豆腐や野菜の和え物などにお使いいただけます。
名　称／調味料　※アルコール分は含まれておりません。
原材料名／米、米麹、梅、食塩、清酒、かつおエキス
容量・価格／300mL 900円
出荷開始日／2013年12月5日（木）
2014年12月6日で販売を終了いたしました。

商品名／武士の一献＆煎り酒セット
加賀藩政期の食文化再現シリーズ「武士の一献」と「包丁侍の煎り酒」をセットにしました。一献傾けながら酒肴を楽しめる乙なギフト、お土産としておすすめです。
価格／2,700円（化粧箱入）
出荷開始日／2013年12月5日（木）
2015年5月29日で販売を終了いたしました。

▽『武士の一献』に関するご質問・お問合せ
　　株式会社 福光屋　企画室
　　　電話　076-223-1161（平日　午前9時～午後5時）
　　　FAX　076-223-1174
　　　〒920-8638　石川県金沢市石引二丁目8-3
　　　福光屋 オフィシャルサイト　http://www.fukumitsuya.co.jp
　　　福光屋 ショッピングサイト　http://www.fukumitsuya.com