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お知らせ

2022年7月6日

CRC(Chicago Rabbinical Council)では初の認証日本酒に

福光屋がコーシャ認証を取得

株式会社 福光屋(本社:金沢市)は、北米最大の地域正教会組織であり、イスラエル宗教省認定団体「Chicago Rabbinical Council」のコーシャ認証を日本酒の計71製品で取得し、新規市場開拓を図ります。

当社では、米国を中心とした海外の購買力のある消費者、世界的に影響力のあるユダヤコミュニティ、新規外国市場、訪日外国人(インバウンド)へのアプローチを目的に、2021年11月に醸造蔵、2022年6月に熟成蔵等のラビ(ユダヤ教指導者)による検査を経て、この度、代表銘柄の「加賀鳶」、「黒帯」、「福正宗」等7ブランド、71製品でコーシャ認証を取得しました。

CRCコーシャ認証マーク

Kosher (コーシャ)

ユダヤ教の聖典に記された食べ物に関する定めに適合した原料、製造したものを示し、ヘブライ語(イスラエルの公用語)で「ふさわしい」、「適切な」の意。ユダヤ人の人口は全世界で約1,400万人と言われ、そのうちの9割がイスラエルと米国に居住していますが、コーシャフードの需要はユダヤ人のみならず、厳重に品質管理された安心して食べられる自然食品として、健康への意識が高い一般消費者にも定着しています。

CRC (Chicago Rabbinical Council)

米国シカゴを拠点とする北米最大の地域正教会組織で、イスラエル宗教省認定団体40のうちの1つ。コーシャ認証をはじめ、様々なユダヤ人サービスを提供する非営利団体です。日本酒のコーシャ認証は初となります。

日本コーシャ協会代表でラビのシマントフ氏(右)と福光屋13代当主で代表取締役社長の福光松太郎

コーシャ認証を取得した福光屋の代表銘柄「加賀鳶」

福光屋

1625年創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵。「伝統は革新の連続なり」の精神を代々受け継ぎ、1960年から取り組む契約栽培米と、霊峰白山の麓より100年以上の時をかけて辿り着く「百年水」、微生物主義を貫きながら進化し続ける蔵人たちの伝統技術により、2001年に純米蔵を実現。長期熟成酒の研究は1959年に開始しています。現在では有機純米酒をはじめ、米発酵技術を生かした食品・化粧品事業、直営店や輸出も展開しています。

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