兵庫県多可町中区の特別栽培米・山田錦100%使用。純金箔の触媒効果により、酒の味わいがいっそうまろやかに引き立ちます。季節の絵手紙としてギフトに、晴れやかな銘はお祝いにも最適です。
品々
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2017.9.8.
牧野伊三夫さんのラベルで「福正宗 酒歳時記 秋あがり」蔵出し
日本の四季を彩る風景・風物を、独特の筆致で描いたアートラベルが目を引く「福正宗 酒歳時記」シリーズ。年4回の描き下ろしを手がけるのは、各方面での活躍が目覚ましい画家・牧野伊三夫さんです。2013年から牧野さんの作品でお届けして今年で5年。20点におよぶ牧野ラベルが登場しました。今年の秋季限定酒「秋あがり」のラベルは、豊穣の秋へのオマージュとして、秋の夜空にうかぶ満月と黄金色の稲穂を端的に描いた一作。刈り入れ間近の穂波と月夜の風景を思い出させるかのようです。
「秋上がり」とは、冬季に仕込んだ酒を秋口まで熟成させることで、調和のとれた味へと状態がよりよくなることを表す酒造用語。またの名を「秋晴れ」ともいいます。春・夏と約半年の熟成によって、新酒のフレッシュで荒々しい味わいが丸味を帯び、一段と旨味をのせて蔵出しの時を待つのです。福光屋の仕込み水「百年水」は、ミネラルが豊富で硬度が高いため、銘柄によってはやや硬い酒に仕上がります。熟成がすすむにつれこの硬さが和らぎ、山高く味わいがふくらむことも「秋あがり」の特長の一つ。契約栽培した酒米の最高峰・山田錦100%の純米大吟醸に、実りの秋にふさわしく金箔を浮かべました。杯のなかに訪れる小さな秋を存分にお楽しみください。