日本ソムリエ協会石川支部例会セミナー「石川県のブランド酒米『百万石乃白』の魅力について探る」に参加しました。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2021.7.8.

日本ソムリエ協会石川支部例会セミナー「石川県のブランド酒米『百万石乃白』の魅力について探る」に参加しました。

2020酒造年度の酒造りが無事に終了した蔵人たちの休息も束の間。水田の緑眩い梅雨入り前の6月某日、蔵人と生産担当、営業担当、広報担当の計6名で、日本ソムリエ協会石川支部例会セミナーに参加しました。

テーマは「石川県のブランド酒米『百万石乃白』の魅力について探る」。協会員約70名が集まり、会場はほぼ満席。感染防止対策が徹底される中、盛況裡に開催されました。

石川県農林総合研究センターの猪野主任研究員と、生産者代表で『百万石乃白』研究会の林会長による講演に続き、『百万石乃白』の醸造蔵元24社のうち、8社の個性溢れる日本酒をテイスティング。福光屋が日頃から大変お世話になっている同協会理事の辻健一シニアソムリエによるテンポのよい、解りやすい解説に心が和みました。

石川県が11年の歳月をかけて開発し、26名の生産者さんが丹精込めて育て上げた『百万石乃白』。この美しい酒米で醸された日本酒は、共通して品格を感じさせます。

テイスティングでは、福光屋の「加賀鳶 純米大吟醸46 百万石乃白」は洋梨や青りんご、バナナ、セルフィーユといった華やかな香りと、なめらかなテクスチャー、旨味と酸味、苦味が調和したドライな飲み口が特徴で、鮎の塩焼き(蓼酢)や鱚の天ぷら(塩)、金沢の郷土料理・茄子素麺、べろべろ(別称:えびす)と好相性! との評価をいただきました。

続いて、福光屋の醸造蔵で酒母造りを担当する蔵人が杜氏の代理で、2018酒造年度の試験醸造からの経験談を語り、笑いを誘っておりました。自然主義、微生物主義の酒造りには、想像を遥かに超える苦労があるのだと、改めて実感。

8種の限られた商品ではありましたが、能登から加賀までの気象や土壌の違い、精米歩合や醸造工程、酵母の違いによって、多様な香味が生まれることに、この酒米と日本酒の特異性を感じます。

白桃やメロン、オレンジ、マスカット、グレープフルーツ、ドライマンゴー、ミネラル、針葉樹、ライム、スウィーティーなどを思わせる、個性豊かな風味が揃っていますので、飲食店や酒販店でこの『百万石乃白』のロゴを見かけたら、ぜひお求めいただき、飲み比べてみてくださいね。石川のテロワールをご堪能いただけますよ〜

YouTubeの日本ソムリエ協会のチャンネルでも、辻健一ソムリエ・エクセレンスがご紹介してくださっていますので、ぜひご覧ください。

福光屋の「加賀鳶 純米大吟醸46 百万石乃白」は、金沢酵母を使用したオール石川!
昨年5月に発売した720mlボトルに続き、6月22日に発売した300mlボトルは手軽で、おうち飲みや手みやげにおすすめです。

加賀鳶 純米大吟醸46 百万石乃白

石川県で誕生した酒米「百万石乃白」を100%使用し、名称の“シロ”にちなんで精米歩合46%に磨き上げ、「金沢酵母」で丹念に醸した数量限定の純米大吟醸です。フルーティーな吟醸香とすっきりとしたキレのよさが特長です。白身の刺身、キスの天ぷら、山菜、フレッシュチーズなどとよく合います。

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