オーガニック日本酒が人気銘柄に登場!「加賀鳶 有機純米」新発売。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2021.5.12.

オーガニック日本酒が人気銘柄に登場!「加賀鳶 有機純米」新発売。

金沢の地酒として親しまれている「加賀鳶」に新しいお酒が加わりました。大自然の緑をイメージさせるグリーンのボトルに、ORGANICの肩ラベル、ロゴのサイドには、日本、アメリカ、EUの有機認証を取得したことを証明するロゴマークが添えられた「加賀鳶 有機純酒」。加賀鳶シリーズ初のオーガニック酒です。近年ますます高まる自然派志向にお応えできるアイテムであることはもちろん、“お米の酒”の未来を予感させる日本酒、これからのSAKEのニュースタンダードになる可能性を秘めた1本でもあります。

 

日本酒のオーガニックとは?
さまざまな食材や飲料、加工品にオーガニック製品が存在しますが、日本酒における正式なオーガニック商品は稀少です。なぜなら、有機栽培米を100%使用するだけではオーガニックと認められないからです。 “有機/オーガニック”の日本酒は、原料と酒造りの工程それぞれに有機認証を取得しなくてはならないのです。

まず、原料米には3年以上無農薬・無化学肥料で栽培され、JAS有機認証を取得したお米を100%使用していること。

さらに、日本酒は農産物加工品であるため、加工の場となる酒蔵そのものも有機認証を取得しなくてはなりません。精米、洗米、製麹、醗酵、搾り、貯蔵、火入れ、瓶詰めと、複雑で多岐にわたる日本酒醸造のすべての工程が有機認証の基準を満たす必要があるのです。例えば、仕込みの際に使用する桶やタンクなどの洗浄にすら認証機関で承認された薬剤しか使用できませんし、非有機のお酒が1滴でも混和することがないように醸造プロセスのコントロールも求められます。

栽培地の田んぼ、精米所、酒蔵は、認証機関の検査官の実地検査を毎年受けて有機認証を維持しなければならず、原料と加工の両面で、認証基準をクリアし続けるという高いハードルがあるのです。

 

純米酒を追求した先にある、理想の日本酒のカタチ
福光屋は2001年に全量純米化を実現した酒蔵です。すべての商品に醸造アルコールを一切使用せず、上質な酒米と仕込み水、麹、酵母といった微生物の力だけの酒造りを続けて20年。お酒本来の素直な姿、味わいを追求した純米造りが信条です。最も親しまれている加賀鳶に、“有機/オーガニック”という新しいジャンルが加わったことで、純米酒がいっそうピュアに、先鋭化したともいえます。
「有機栽培米を100%使用したオーガニック純米酒は、これからの日本酒の一つのスタンダード、新しい基準になるかもしれません。日本の農業から生まれるお米の酒の理想形。日本酒の未来に向けて大切に仕込んだお酒です」と、杜氏の板谷和彦。

 

有機純米酒の味わいと楽しみ方
のびのびと育てられたJAS有機栽培米は、毎年の気候の変化をダイレクトに受け、粒の大きさもさまざまです。そのお米が宿した力を凝縮させて、健やかなお酒へと姿を変えていけるよう、丹念な仕込みと完熟醗酵にこだわったという杜氏。
加賀鳶らしいすっきりとしたキレをベースに、スムースな口当たり、お米のおおらかな旨味が「加賀鳶 有機純米」の特長です。有機野菜のグリル、真鯛の塩焼き、胡麻だれでいただくバンバンジーやしゃぶしゃぶなど、上質な食材をシンプルな調理法で仕上げた和洋のお料理とともに、オーガニックライフを引き立てる日本のお酒をお楽しみください。

加賀鳶 有機純米

原料米:全量契約栽培米・有機栽培米・酒造好適米使用 (国産米100%)
原材料名:有機米(国産)、有機米麹(国産米)
精米歩合:65%
製造区分:純米
アルコール分:14度
日本酒度:+4
酸度:1.5
飲み方:冷やす◎ 常温◎ お燗◎
味わいの特徴:やわらかな口当たりとおおらかな旨味、豊満にふくらむコクをそなえたボディを感じさせる味わい