2019年にひがし茶屋街で開店。革新的な和食を少量多皿で提供するスタイルが人気。「出汁を引くときに使う水は、福光屋で汲み上げるお酒の仕込み水“百年水”。料理とお酒の水を共にしているから相性がいいと思います」。
金沢市観音町1丁目5-8 TEL:076-252-6657
昼:12時一斉スタート
夜:1部/18時、2部/19時30分スタート
要予約 不定休
https://kanazawa.makinooto.co.jp/dinner/wakon
醗酵レシピ
RECIPE
石川・北陸の季節の食材を使った気軽な酒肴レシピを、金沢の人気料理人に習いました。教えてくれたのは、ひがし茶屋街にお店を構え、美しく革新的な料理を供する「東山和今」の今井友和さん。
石川の旬の魚介をメインにした、桜鯛+春キャベツ、ホタルイカ+新じゃがのシンプルな2素材レシピは、いしるやバターで風味やコクをプラスしておつまみにぴったりの味わいです。お店のドリンクメニューにも欠かせないお酒だという「加賀鳶 純米大吟醸 藍」とのペアリングでお届けします。
桜鯛と春キャベツのいしる蒸し
海の幸、野の幸の2素材を使い、“レンチン”でできる気軽な煮びたし風。
石川県能登地方の醗酵調味料“いしる”の風味がアクセントです。「一般的ないしるはイワシやイカが原料ですが、香りと旨味がすっきりしているメギス(ニギス)の魚醤を使っています。鯛の切り身、春キャベツはさっと塩をして“レンチン”でOK。温めた出汁、いしる、料理酒を10:1:1の割合で混ぜ、かけていただきます。加賀鳶・藍の香りとほどよい酸が、料理の香りを拾って膨らませてくれます」と、今井友和さん。
ホタルイカのじゃがバター
「じゃがバターに、ホタルイカのミソの旨味とコクをプラスするイメージです。こちらも電子レンジでじゃがいもを加熱し、ボイルしたホタルイカとバターをのせてさらに数秒加熱。イカのミソとバターがからんで濃いソースに。好みで塩をふります。キンキンに冷やした加賀鳶・藍を合わせると、肴の濃厚な旨味を引き締めてキレのよさを楽しめると思います」。
2019年にひがし茶屋街で開店。革新的な和食を少量多皿で提供するスタイルが人気。「出汁を引くときに使う水は、福光屋で汲み上げるお酒の仕込み水“百年水”。料理とお酒の水を共にしているから相性がいいと思います」。
金沢市観音町1丁目5-8 TEL:076-252-6657
昼:12時一斉スタート
夜:1部/18時、2部/19時30分スタート
要予約 不定休
https://kanazawa.makinooto.co.jp/dinner/wakon