“冬バテ”という言葉をご存じですか？　暑さが原因で体調不良に陥る夏バテと同じように、冬バテとは寒さによる全身の不調・不快感のこと。気温差や日照不足によって自律神経の乱れが原因となって、疲れが解消されにくい、睡眠の質が下がる、手足の冷え、血行不良による首や肩のこり、新陳代謝の停滞、肌荒れや腸の不具合、免疫力の低下など、負のスパイラルを引き起こすといわれています。さらに、運動不足や年末年始の食べ過ぎも冬の体調不良に拍車をかける原因。 “未病”ともいえるこんな状況は、できるだけ症状の軽いうちに日々の食事の工夫で軽減することをおすすめします。

国産契約栽培米と麹、天然の仕込み水だけで仕込んだ「酒蔵仕込み 純米 糀甘酒」は、“飲む点滴”といわれ、夏の滋養飲料としても人気の商品ですが、寒い季節の体調維持にも優れた効果を発揮する醗酵飲料です。糀甘酒は脳や身体のエネルギーとなり細胞の維持活性に有効なブドウ糖が主成分。ヒトが体内で生成することのできない全9種の必須アミノ酸を含む豊富なアミノ酸は、細胞活性や疲労回復、免疫力向上に深く関与します。新陳代謝を促進し、お肌や毛髪の育成にも関わるビタミンB1、B2、B6やナイアシンも含有。最近の研究では、種類豊富な甘酒商品の中でも、米と麹のみで仕込んだ糀甘酒に便秘改善やコレステロール排出に関わるプロラミンが最も多く含まれることが解明されています。
朝食やおやつ代わりに、コップ１杯（150g）の糀甘酒を飲み続けると、冬特有の疲れや体調不良緩和の強い味方に。冷えが気になる日は、糀甘酒を温めておろし生姜を添えたり、ココアやほうじ茶と割って甘酒ホットドリンクとして楽しめます。バナナ、りんごなどのフルーツと合わせたり、身体を温める食材（人参など）とホットスムージーにするとビタミンCやミネラル、食物繊維なども同時に摂取できます。腸内環境が整うことで免疫力が向上し、風邪やインフルエンザの予防にも効果が期待できそうです。糀甘酒は、まさに“百薬の長”。寒い季節に糀甘酒の効能を上手に活かして快適に過ごしましょう。