冬の訪れを告げるにごり酒。「福正宗 しろき 純米吟醸 にごり酒・生」が本日発売。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

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2019.11.18.

冬の訪れを告げるにごり酒。「福正宗 しろき 純米吟醸 にごり酒・生」が本日発売。

新酒が次々と仕上がり蔵出しが続く福光屋から、今年も季節限定酒「福正宗 しろき 純米吟醸 にごり酒・生」が発売されました。毎年、蔵出しを心待ちにしてくださる熱烈な“しろきファン”をもち、風情のあるお酒の色味や味わいは、まさに冬の訪れを告げる風物詩のような存在のお酒です。

「福正宗 しろき 純米吟醸 にごり酒・生」は、契約栽培した兵庫県出石産の酒米・フクノハナを100%使い、完熟醗酵させた醪(もろみ)を粗濾しして澱を残した搾りたてをそのまま瓶詰めした季節限定酒です。にごり酒独有の濃厚な甘味と旨味に加え、澱の中に残った酵母が瓶内で活性して炭酸ガスを発生させるため、フレッシュでやわらかな発泡感を楽しめます。たっぷりしたお米の旨味があることから“酒肴いらずのお酒”として、またはご飯に合うものであればどんな料理とも相性がよいことから、親しみやすい生酒でありますが、造り手にとっては最も気の張るお酒です。
「仕込みから搾り、粗濾し、瓶詰め、蔵出しまで繊細な酒質を維持しながら、我々の手を離れた後に酵母が瓶内でちょうどよい働きを続けられるように。香味と味わい、ガスの存在感が瓶の中で最後に調和するように、微生物最優先ですべての作業を進める必要があります。福光屋の新酒の中でも最もデリケートなお酒といえます」と、板谷和彦杜氏。
裏ラベルに記されていませんが、福光屋に300種ある酵母の中から“しろき”のためだけに使われる専用の吟醸酵母を使用。品のある甘味、お米の豊かな風味を引き出すために、蒸米づくりから製麹、醗酵の経過すべてが“しろき”唯一の設計です。さらに、搾ったお酒の最も旨味のある部分=中汲みだけを取り分けた、とても贅沢な造りのお酒でもあると板谷杜氏。

よく冷やしてフレッシュな吟醸香と薄雪のような色味を愛で、フクノハナ独特の豊かな味のふくらみ、たっぷりとした旨味と品のよい甘味、絹のような口当たりをまずはそのまま。今年の“しろき”を存分にお楽しみいただきたいと思います。香箱蟹(ずわいがにの雌)やかぶら寿司と合わせて、金沢の冬をお楽しみいただくのも一興。酒粕や塩糀などの醗酵食品を使った冬のお料理とも格別の相性のよさです。

福正宗 しろき 純米吟醸 にごり酒・生
お米の旨さたっぷりの本格にごり酒

特別栽培・契約栽培の「フクノハナ」を100%使用した純米吟醸のにごり酒です。充分に熟成したもろみを目の粗い布でこし、旨さをたっぷり残しました。火入れを一切せず、醗酵中の炭酸ガスをそのまま封じ込めた純米吟醸生酒です。