酒米の最高峰である山田錦の有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です山田錦特有の洗練された香りと品格、力強さとふくらみ、軽さが一つに調和し、心地よい余韻をお楽しみいただけます。
品々
PRODUCT
日本酒のオーガニック、有機純米酒への挑戦。新ブランド「禱と稔」登場。
3月29日に先行発売(4月5日一般発売)する、福光屋初の有機純米酒ブランド「禱と稔」。福光屋独自の契約栽培米であり、有機栽培された酒米の山田錦、金紋錦、フクノハナをそれぞれ100%使用し、酒米の個性を存分に楽しめる3種を揃えた最新ブランドです。
ワインの世界では、化学肥料や薬剤を極力使用せず、無添加で醸造された“自然派ワイン(ヴァン・ナチュール)”などがあり、日本でも広く認知されていますが、“オーガニック”の日本酒は全国的にも非常に稀な存在。酒米の種類ごとに有機酒を造り、一つのブランドを構成する蔵元は国内唯一と言っても過言ではありません。
日本酒における有機とは、ワインと同じように有機認証機関が設ける厳しいガイドラインに則り、正式に認証されなくてはなりません。これをうけて初めて“有機”、“オーガニック”と名乗ることができ、ラベル等への表示が認められるのです。そのガイドラインとは、3年以上無農薬・有機肥料で育てられた農産物に与えられる有機JAS認証を取得した米を使用していること、そして洗米から瓶詰めに至るすべての加工工程が有機認証基準を満たした環境・製法であることを認められた加工場(酒蔵)で行われること。つまり、有機栽培米を用いるだけでなく、醸造過程もすべて有機認証を得る必要があるのです。有機純米酒「禱と稔」は、米作りから酒造りまで、携わるつくり手の並々ならぬ熱意と努力が実を結び、日本のみならずアメリカ、EUの有機認証を取得することができました。
1960年から酒米の契約栽培化に取り組んで約60年。2001年にすべての酒を米と水で醸す「純米蔵」になって17年。日本酒の本来の姿を強く追い求めた福光屋の、米作りと酒造りの一つの集大成として「禱と稔」がようやく花開きます。
「幻の酒米」といわれる金紋錦の長野県木島平村で栽培される福光屋独自の有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です。洗練された端正な風味の中にシャープさとボディを感じる味わいをお楽しみいただけます。
福光屋独自のフクノハナ有機栽培米のみを使い、日本、アメリカ、EUの有機制度に基づく認証を受けた有機純米酒です。やわらかな口当たりとおおらかな旨味、豊満にふくらむコクをそなえ、ボディを感じさせる味わいをお楽しみいただけます。