骨付き鶏肉と根菜をしっかり味わうサムゲタン。スープに糀甘酒を加えることで、まろやかな味わいとコクが生まれます。さらに、甘酒には鶏肉特有の匂いをマスキングする効果もあると、メニュー開発担当者のＳ田。材料のもち米と甘酒の、二つのお米の旨味と甘味、鶏肉と根菜の滋味が一つになったスープです。ナツメや生姜、にんにくの成分で、冷え、貧血対策、血行促進効果も期待できるので寒い季節の定番メニューにしてみてはいかがでしょうか。

簡単甘酒サムゲタン

＜材料＞　２～４人分

骨付き鶏モモ肉２本、大根（1㎝の半月切り）5㎝分、蓮根（1㎝の半月切り）5㎝分

乾燥なつめ6個、栗6個（またはさつまいも6切れ）、もち米50g

水900ml、日本酒300ml、シルキー糀甘酒150ml

昆布（10㎝角）1枚、塩小さじ１、ごま油小さじ2

にんにく2片、生姜（スライス）1かけ分、かいわれ大根：適宜

＜作り方＞

①なつめを水に浸す。もち米は洗ってから水に約30分浸け、水気を切ってごま油をまぶす。栗の皮をむいて水にさらす。

②鶏肉の骨の周りに包丁を入れて開き、流水でよく洗う。表面が白くなるまで一度ゆでてザルに上げ、流水で残った血の塊などをきれいに取り除く。キッチンペーパーで水気を拭きとる。

③鍋に①、②、分量の水、日本酒、シルキー糀甘酒、昆布、塩、にんにく、生姜を加えて強火にかけて沸騰させる。アクを丁寧にすくう。

④昆布を取り出し、大根と蓮根を加え、鍋の蓋をずらして中火で約50分煮る。

⑤器によそい、好みの薬味や唐辛子、塩を加えて自分好みの味付けでいただく。

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