深く、丸く、いい味わい。日本酒の酒蔵で生まれた本格米焼酎。 | こめから.jp | お米のチカラで豊かに、上質に。

品々

PRODUCT

2018.7.25.

深く、丸く、いい味わい。日本酒の酒蔵で生まれた本格米焼酎。

日本酒の酒蔵である福光屋に、焼酎があるのをご存じでしょうか? あまり知られてはいませんが隠れた名作といえる商品です。酒米の最高峰である山田錦と仕込み水のみを使って蔵人が丁寧に仕込んだ上質の日本酒を、伝統の単式蒸留法で蒸留させた本格米焼酎。日本酒の「中汲み」(仕込んだ醪を搾る際に、搾り始めや搾り終わりでなく、香りや味わいのバランスが一番よい中央の部分)に相当する「中留め」を取り分けて熟成させています。なぜ、日本酒の酒蔵に本格米焼酎があるのか? その理由は二つあります。日本酒と米焼酎はどちらも醗酵がかかわりますが、米醗酵の幅広い研究の一つとして焼酎醪(もろみ)による糖化と醗酵を分析しようとしたこと。もう一つは、福光屋の本味醂の仕込みに使う焼酎を、一からすべて自前でつくり味醂の質を高めようとしたことです。今から35年ほど前、1983年頃のことです。
このような研究や試作を経て、福光屋の米焼酎「えじゃのん おんぼらぁと」は1990年から新たに仕込んだ焼酎を年々足していく「積年仕次熟成」によって誕生しました。最も古くは28年前の焼酎に若い焼酎を次ぎ足して熟成させますから、現在の熟成年数は蔵人さえも知り得ないという魅惑の味わいです。よく熟成された証である、角のとれた丸みのある深い味わいに、山田錦ならではの芳醇な香りがふわりとのって得も言われぬ逸品。夏にはロックでさらりとお楽しみいただくと、日本酒とはまた別の美味しさを堪能していただけます。

えじゃのん おんぼらぁと
くつろぎの時を誘う上質の米焼酎

日本酒の醸造技術をいかし、酒米の最高峰「山田錦」のみを使用した心地よい吟醸香が漂う本格米焼酎です。1990年より「仕次熟成」させていることで味わいが深く、濃く、まろやかなものになっています。