健康的で、輝くような美肌の持ち主、笹川友里さん。テレビ局での激務をこなしていた20代前半からオーガニックスキンケア＆コスメのユーザーになり、愛用歴は約８年。お肌のコンディションや年齢に合わせて、国内外のさまざまなオーガニックブランドを試してきたといいます。
そんな笹川さんが今、注目しているのが「FRENAVA natural ＆ organic」。日本酒にまつわる有機原料をベースに、野生クロモジや柑橘類、ハーブの香りと成分をブレンドして生み出した福光屋初のオーガニックのスキンケアシリーズです。

前編では、ご自身のスキンケアライフやフレナバのお気に入りポイント、後編では福光屋の醸造蔵、白山麓のクロモジの森を訪ねた笹川さんにお話しを伺いました。

─ 笹川さんが、オーガニックに目覚めたきっかけは？

スキンケアに興味を持ち始めたのは中学・高校生時代からです。雑誌を見ては情報収集して、お肌によさそうなものは何か？　自分には何が合うか？　気になると成分まで調べるちょっとマニアックな10代でした。オーガニックの世界感や考え方にも昔から惹かれていたんだと思います。毎日のスキンケアにオーガニックアイテムが手放せなくなったのは社会人になってから。テレビ局勤務時代は、徹夜が続いたりハードな生活だったのでお肌の不調やトラブルを解消したくて、カウンセリングに行くような感覚でオーガニックのコスメショップに通っていました。店員さんからすすめられたり、自分で選んだり、国内外のオーガニックアイテムをかなりたくさん試しました。

─ ご自身のお肌はどのように変わりましたか？

オーガニックアイテムを使いはじめて約8年経ちますが、調子が悪いなと思っても以前のように崩れ切らない感じ。基礎化粧の力というより、健康を保てる素肌の力が育ってきて、お肌そのものが強くなったと思います。以前までの荒れの幅と比べて、今は荒れたとしてもその振り幅が狭くなったなと感じています。

─ 食生活でも気をつけていることはありますか？

化粧品をオーガニックに変えた頃から、お肌の外側に自然なものを使っているのに、体の内側は化学調味料まみれでは意味がないな、矛盾しているな…と思うようになって。それから食事や食材選びも気をつけるようになりました。私の場合はスキンケアがスタートで食べるものにもこだわりが広がった感じです。でも、オーガニックに強くこだわり過ぎると夫や子どもとの食事を楽しむことが難しくなるので、“できるだけ”というレベルです。
家では白砂糖ではなく茶色いお砂糖を使ったり、調味料を買うときもスーパーで成分表示を見比べて、原材料表示の少ないシンプルなものを選んでいます。醗酵食品を毎日摂らなくてはと、意識しているわけではありませんが、納豆やヨーグルトはつねに大量に冷蔵庫に常備してあります（笑）。結婚してからは、京都育ちの夫が大の酒粕好きなので、使いやすいペースト状の酒粕から板粕まで、いろいろ揃えて切らさないようにしています。粕汁をよく作るんです。フレナバにも酒粕成分がたくさん含まれていることを知ったときは、美味しいだけでなくお肌にもいいんだ！と、驚きました。

─ フレナバ ナチュラル＆オーガニックの使用感はいかがですか？

まず、今まで経験したことのないクロモジの神秘的で高貴な香り。例えるのが難しいんですがウッディで包容力のある複雑な香りが素晴らしいですね！　昔は使用感のよさを追求していた時期もありましたが、最近は子育てなどの疲れもあって、スキンケアで“癒やされる”ことも大事だなと思うんです。フレナバの香りは、まさに私の癒やしとリフレッシュになっていますね。クロモジと柑橘類やハーブの爽やかな香りがミックスされて、朝のお手入れで使うと生き生きとした気持ちになるし、夜は心が落ち着くような満たされた気持ちになります。毎晩ローションを手にとって深呼吸しているんです（笑）。眠る前に嗅覚が満たされ、お肌も心も満たされる感じ。幸せな気持ちになります。
使用感は、お肌に入り込む力、なじむ力、満たす力が揃っていると感じます。スキンケアのフルラインとしては最もシンプルな４アイテムですが、基本のお手入れとしては私はこの構成で十分。ライン使いをしていますが、お肌がどんどん柔らかくなっている感じがします。自分の今の肌コンディションがよいと思っていても、フレナバを使うとその調子のよさがさらに上がる感じ。集中ケアをしたいときは、例えば目の周りだったらアイクリームをプラスしたり、ポイントケアを追加してもいいなと思います。

─ 一番のお気に入りアイテムは？

唯一無二の「バランシングセラム」です！　糸を引くようなねっとりと伸びるテクスチャと保湿力が素晴らしいです。きくらげの成分が含まれているんですよね、この使用感はオリジナリティが高いと思います。ワンプッシュで全顔のケアができ、しっかり蓋をしてくれるカバー力の高さは他にはないくらい。
クレンジングクリームも、洗っているときからお肌がモッチリするのがわかります。洗い上がりがすでにうるおっているから、ローションがいらないんじゃないかと思うくらい。
バランシングローションは、サラサラしたテクスチャで、さっぱりし過ぎているかな？と感じますが、セラムやオイルがその分しっかりしているので、すべてをお肌につけるとちょうどよいバランス。クロモジのストレートな香りを一番感じられるアイテムですね。
オイルは、ベタベタした重い感じがなくてToo Much過ぎない、ちょうどよい使用感。伸びがよくて高い保湿力があります。朝のスキンケアに使ってもメイク崩れの心配がなくて、ツヤが出るのに化粧崩れに繋がらない優れもの。調子がよいときは、ローションとオイルだけでも十分だなと思います。

>>「FRENAVA natural ＆ organic」が生まれた金沢・福光屋＆白山を訪ねて【後編】