フルーティーな吟醸香とすっきりとしたキレのよさが特長です。白身の刺身、キスの天ぷら、山菜、フレッシュチーズなどとよく合います。
品々
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石川県生まれの新しい酒米「百万石乃白」を100%使用した加賀鳶 純米大吟醸が登場。
石川県が11年もの歳月をかけて栽培に成功した酒米「百万石乃白」(品種:石川酒68号)。酒米の最高品種・山田錦の系譜をもち、高精米でも割れにくく雑味の原因となるタンパク質含有量が少ないことから、すっきりと端正な味わいの吟醸酒に向く特長があります。
この百万石乃白の誕生を記念し、お米の銘にちなんで精米歩合46(シロ)%に磨き上げた百万石乃白を全量使用し、金沢酵母と霊峰白山から酒蔵の地下に辿り着く仕込み水で醸した、“オール石川”の純米大吟醸を人気銘柄「加賀鳶」から数量限定で発売します。
「百万石乃白と金沢酵母の組み合わせによりバナナやりんごのようなフルーティーな吟醸香と甘味を感じさせるやわらなか口当たりを引き出しながら、加賀鳶らしいキレのよさを調和させました。加賀鳶という大きなブランドに、また新しい味わいと個性を誕生させることができました」と、杜氏の板谷和彦。さまざまな酒米の個性を楽しめる加賀鳶には、これまで山田錦、金紋錦、五百万石、フクノハナが使われてきました。ここに、石川県生まれの百万石乃白が加わることで味わいの領域がさらに広がったことになります。
さらにもう一つ、加賀鳶として新しく試みたことがあります。これまで福光屋の純米大吟醸の精米歩合は、50%と40%の2種のみでした。46%という精米歩合の1%の違いを明確に打ち出し、洗米、浸漬、製麹(せいきく)、仕込みまで新しい工夫をいくつも重ねた、造りの妙技を味わっていただけるのも「加賀鳶 純米大吟醸46 百万石乃白」の醍醐味です。